チェキブームが再燃?カメラ買取で需要が増加

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コンデジや一眼レフなどのカメラ買取が盛んに行われる中、変わり種製品がにわかに人気を博しています。かつて、チェキと呼ばれるインスタントカメラがブームを巻き起こしましたが、それが再び人気に火が付き、注目されているのです。

今やスマホで手軽に写真が撮れる中、なぜ不便とも言えそうなチェキが人気となっているのでしょうか。

チェキってどんなカメラ?

インスタントカメラのチェキと聞くと、懐かしく感じる人も多いはずです。1990年代に女子高生を中心にヒットした製品で、当時は売れに売れた人気のカメラでした。特徴は何と言っても、その場で写真が出来上がる点にあり、わざわざ現像に出すといった作業が必要ありません。

当時は、スマホはもちろん、デジタルカメラすらも今ほど普及していなかったため、撮影をしてその場で見られるというのは画期的でした。マジックペンでデコレーションをするなどの楽しみ方もあって、若者のコミュニケーションツールとしても爆発的に人気が高まっていったのです。

人気は下火に

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大ヒットしたチェキでしたが、2000年代の中頃になったあたりで状況が大きく変化していきます。競合商品が市場に投入されたことであおりを受け、人気があった頃は100万台以上もの売れ行きだったものが、10万台にまで落ち込んでしまったのです。

世間も飽き気味になっており、当時に所有をしていた人も、すっかり出番がなくなっていたという人もいることでしょう。そんなこともあってチェキは存続の危機にあったとされています。密かにリニューアルが繰り返され、かろうじて存在はしていたものの、ピーク時のように世間で話題になることもなかったですよね。

ちなみに、そうした中でもある場所では活発に使われていたようです。その場所というのは、いわゆるメイド喫茶なのですが、お客さんと二人で写真を撮ったり、メイドさんの写真をプレゼントしたりする際に、チェキが使用されていました。

コンデジも普及し始めていた時代でしたが、デジタルで撮影をされると複製をされるなどリスクがあります。その場限りで済むチェキならメイドさんも安心ということで、メイド喫茶では活発に利用されていたというわけです。

韓国や中国で人気に火が付く!

人気が下火になって以降は、「チェキってまだあるんだ」、そんな冷ややかなまなざしを向けられるか、ひどく懐かしい物でも見るような扱いがされていました。世間は存在自体を忘れかけていましたが、そうした中、韓国や中国といった意外なところで人気を集める格好となったのです。

時は2010年頃の出来事で、きっかけは2007年に放送された韓国のテレビドラマでした。ドラマ内の小道具としてチェキが使用されて以降、若者を中心に同じ物を持ちたいとして注目を集め出したのです。それから後の2009年、今度は中国の有名人がチェキを使っているとブログに書いたことで、ここでもまたチェキ人気が高まっていきました。

そして、人気が人気を呼び、インドネシアや欧米など、幅広いエリアでチェキが注目され、すっかりグローバルな商品としてV字回復を果たしています。

日本でもまたまた人気に!

一旦、日本ではブームが過ぎ去ったチェキでしたが、世界的に有名になったこともあって、近年では再度のチェキブームが到来しています。若者を中心に人気を集めているのですが、なぜデジタル世代の年齢層からウケているのでしょう。

理由のひとつはチェキが持つアナログ感で、スマホやコンデジなどで写真を撮るのが当たり前になっている世代からすると、とても新鮮なアイテムに感じられているのです。写真そのものすら持たなくなっている時代の中、撮影したその場でフィルムが出てくる楽しさや、写真を手にする喜びなど、若者からすれば新しい撮影体験に感じられています。

また、レトロな仕上がりがどこかオシャレにも見え、ちょっとしたアートとしても受け入れられているのです。

進化するチェキ

チェキと言えばアナログタイプがメジャーで、フィルムを入れて撮影するのが従来の使い方でした。そうした昔ながらのタイプがある一方、進化を遂げてデジタルで撮れるチェキも登場しています。例えば、「instax SQUARE SQ20」というモデルでは、モーションモードという機能を搭載し、動画で撮影したお気に入りの瞬間をチェキプリントすることができます。

フィルター機能を使えば、画像の編集や加工も楽しめ、スマホに近い感覚で利用可能です。デジタルになったことで撮り直しもできますので、「フィルムを買ってまで楽しむのはちょっと」という人でも、気軽にチェキの世界観を堪能することができるでしょう。

人気の高まりに乗じて買取需要もアップ

そんなこんなで人気が再燃したチェキですが、当然の如く買取においても、高額査定が付きやすいアイテムのひとつとなっています。人気が下火になった頃は買取をしてくれるショップを見付けるのも大変だったところ、今では色々なカメラ買取店で積極的に高値を付けてもらいやすいです。

例えば、BUY王(バイキング)というショップでの査定価格を以下に示してみましょう。・instax mini 50S約4,600円・instax mini 90約7,900円・instax mini8プラス約3,000円

本体の新品市場価格が大体、9,000円~15,000円くらいで販売されている点を踏まえると、かなりの高値が付けられていることが分かりますよね。

これらは最大買取価格ですので下がる可能性もあるものの、それでも十分にお得に売れるチャンスがありますし、そろそろ手放そうと思っている人も売り時と言えるのではないでしょうか。

ちょっとでも高く売る秘訣

どうせなら買取価格は高い方が良いですよね。上手に売るためにはコツもあり、特に大切なのはブームになっている内に手放すことです。人気がまた落ち着いてくると市場価値は下がりますので、早めに売ってしまった方がお得になりやすいです。

出番を見出せないようなら寝かせてしまわず査定に出すのが吉と言えます。付属品をきちんとセットにしておくことも心掛けましょう。箱や説明書、バッテリーなどなど、これらが欠品なく揃っていた方が確実に価値は上がります。

また、未開封のフィルムも一緒に売れることがありますので、セットにして査定に出すのがおすすめです。あとは、掃除をしてキレイにしておくことですね。使用感は少ない方が好まれます。汚れやゴミなどが付着していないよう、チェックとお手入れをしてから査定に出すようにすれば、その時の最大買取価格も引き出しやすくなるはずです。